綿を育てて 紡いでいます


by wataitoya

選抜

今春出店中に、タナローンという生地に使われる綿として頂いた種、現在、明らかに実のつき方の違う株がいくつかある。その数本は、他の株に蕾がつくようになっても、その気配がみられず、側枝を伸ばしていた。よく茂って、木の大きさも勢いも、蕾をつけている株に負けていないのに。蕾をつけ出したのは、先に咲いた蕾の実がパンパンに膨らんできた頃。
c0228804_18214358.jpgその後も蕾と共に側枝もよく伸ばし続けるので、邪魔になって(汗)、かなり強めに剪定するも、更に勢いよく新芽が伸びる。もう根元から切ってしまおうかと思ったが、これはこれで種が欲しいと、数個の蕾は残すことにした。

単に晩生なのか、ツルボケなのか。この畑の状態からしてツルボケの可能性は低い。晩生だとして、その性質が次世代に受け継がれるのか、これまた不明だ。


以前綿のイベントに行った知り合いが見せてくれた配布資料に、棉にはオスメスがあるので、間引きでメスを残すというようなことが書いてあった。

こちらを読むと、江戸時代の農書にも載っていたようで、このページの前後にいろいろ記載されている。稲の見分けについても(今はこのオスメス説は否定されているという話もあり)。オスメスといっても、雌雄があるわけではなく、実がつきやすい、つきにくいという話だと思っていたが、晩生、という意味もあったのだろうか。


和綿を育てている綿畑は、まだまだ土の状態が原因とみられる育ちのばらつきが大きく、よく実がなる木とならない木の差が判り難い。もともと最初に島根から貰った種も、多分、既に何代もヒトの手で選抜されてきた種だろう、とも思う。自分も、生育のいい、沢山実のなる木の、大きめの実から種を採ってきた。

土地に余裕があれば、いろんな性質の綿を育ててみたい、けどね。。


判り難い画像だけど、手前が蕾が遅かった木で、奥が早かった方。手前はもうかなりカットしてしまった。
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Commented at 2013-08-29 08:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by wataitoya at 2013-08-29 09:40
コメントありがとうございます。
また、その節は貴重な綿の種を、ありがとうございました。

ご指摘いただいた商標などの件、一応ネットで検索して確かめてはいたのですが、「タナローンという生地に使われる綿の種としていただいた…」と書くと、どうしても冗長な感じになってしまい、つい安易に、短くまとめてしまいました。それが、誤解を招く、判り難い表現になってしまったかもしれません。

今後は、短く言いたい時は、ご提案の「タナ綿」と呼ぶようにしますね。
ご指摘、本当に感謝しております。
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by wataitoya | 2013-08-27 18:20 | 栽培記録 | Comments(2)