ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya
c0228804_18563230.jpg綿つむぎの会+生葉染め体験でした。画像左が、お試し染めの時の私の糸で、今回重ね染めした糸。これはまだ湿った状態で、乾いたのが、2枚目の画像です。他の4本が、今回の参加者さんの手紡ぎ綿糸。

双糸だったり、強撚だったりといろいろな糸でしたが、水色というよりは、ぎりぎり青といっていいくらいに染まったかと。
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綛を作った時のウールのひびろ糸や、たまねぎの皮で染められたひびろ糸(右)などの染まり具合も面白かったです。

まだ藍の葉が手に入るなら、もう一度今回と同じように染めたら、更に濃く、色褪せしにくくなるかもしれません。それに一度染めた糸は色が入りやすくなっていると思います。…にしてもこの絹の紬糸は少し毒々しく見える(汗)。

足踏みの紡ぎ車で綿を紡いだり、カード織りをしたり、スピパへお誘いしたり、藍の葉をちぎったり、いろいろ盛り沢山で少しバタバタしましたが、参加者皆さんのおかげで順調に進み、とても楽しい時間となりました。皆さんにとってもそうだったらいいな。

次回以降の日程はこちら。そして9/15-16はスピニングパーティーです!入場は有料ですが、見て触って聞いて、いろんな勉強もできる機会です。ぜひどうぞ^^











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# by wataitoya | 2018-08-17 20:28 | 会の記録 | Comments(0)
c0228804_22554236.jpg実家の畑で栽培してもらっている洋綿の緑。こちらも無肥料ですが、元々の土質の違いか、ウチの畑よりずっとたくましい。

それでも今年は私の背を超えるものが無かったので、やはりウチの綿にとっては微妙な天候だったよう。花は咲いて膨らんでいる実もあるけど。沢山の綿を実らせることができる株に成長できているのかな。。

左上の途切れている辺りが、先月摘心したところ。この畑でも一度摘心せずに栽培してみたいのだけど、ここも風が強いので、ムリっぽい。




 

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# by wataitoya | 2018-08-14 23:11 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_20532164.jpg綿の実のガクが開いてきました。実が開く少し前から、ガクが反り返ってきます。この調子だと、今年は8月中に開きそう。

七十二候の「綿柎開く」は、綿のガクが開く時期だということ。ところが最近ネット検索するとこの説明の後に、「白い綿が姿を現す」と続くものが多いです。

一般的に花のガクといわれる部位を、綿の実の場合もガクだと私は思っているのですが…。ガクが開いただけでは白い綿は姿を見せず、ガクが反り返って数日経ってから実の殻が開き、綿の登場となるはず。

七十二候を作った人はどういう意味で作られたんでしょうね。まあ、正直どっちでもいいんですが(汗)。





 


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# by wataitoya | 2018-08-10 23:48 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_12042472.jpg本当は袖もつけたかったのですが、足りませんでした。スピパで着用予定です^^

使用した布は巾46cm×206cm。いつもどおりハギレなく使い切りました。縫い糸は経糸の残り。胸の白い布は、地機布3のよい出来ではなかったものです。

地機布3のような小さな布なら、売りやすく買いやすいのでしょうが、それは既に世に溢れていて、私は同じことをしなくてもいいかと思い始め、あまり作らなくなりました。

オーダーがあれば別ですが、必要かどうか判らないものを作るのは無駄になる可能性もあるし、作って売れ残ったからといって、安くするのはストレスになります。それなら残っても使い道の多いものを、と。

高くても欲しい、といってくれるヒトには安くしたくなる天の邪鬼なのですが…(汗)。


地機布12はBASEにストールとして出品しています。よかったらご覧ください。


 




 

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# by wataitoya | 2018-08-09 13:11 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_17120541.jpg7月中になんとか終わりました。4月ごろから何となく紡ぎ始めて、本格的に計画しはじめたのが5月でしたから、私にしては早いペースです(汗)。

今回の工程の投稿は少なめでしたが、タグの地機布12から見られますので、よかったらご覧ください。

画像はまだ糊が残っている状態。この後、糸の始末、糊落し、巻物用の房作り、ハンカチ用の縫製、私の着るもの用の縫製など、まだまだやることはたくさん。

できたらBASEに載せて、スピニングパーティーにも持って行きますので、どうぞ見て触れてみてください!




 

 



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# by wataitoya | 2018-07-31 12:59 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_18370470.jpg開花が早かった木を覗き込んでみると、もう実がずいぶん大きくなってきていました。これは和綿の茶。

翌年用のタネや、販売用のタネはこのような、順調に生育した木の、立派な実から採っています。

でも今年もこの天候ではあまり量は期待できないかも。まだ7月なんだけどねぇ。
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藍の葉を少し摘んで、次回の綿つむぎの会に向けての試し染め。

上のふた綛が手紡ぎの綿糸。下は数年前に結城の糸引き講習で真綿から引いた絹糸。

綿糸は斑になってます。絹糸は既に少し黄ばんでいたのと、綿の染め残りの液で時間が経過していた為か、少しくすんだ色に。でもやはり綿よりずっと染まりがいい。




 

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# by wataitoya | 2018-07-29 09:56 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_21283627.jpg(一旦締め切ります8/1)
綿つむぎの会をいつも通り行い、その後、手紡ぎした綿の糸を撚り止め→藍の生葉で染めようと考えています。

少量の綿を紡いで、綛上げ、撚り止め、染色。糸も少し、染めも少しのお試し体験です。通常料金+1000円。参加者3名以上から催行予定で定員5名です。

生葉染めの方法も、紡ぎと同じ、人それぞれいろいろあるようですが、私はいつも塩のみで染めていたので、今回もその方法で。水をあまり混ぜないので、比較的濃く染まるのではないかと思います。

また、紡績糸に比べ、手紡ぎした糸は色が染みやすいようですが、いわゆる建て藍の染物とは違いますし、やはり徐々にではありますが、退色していきます。

それでも、澄んだ海のような美しい色に染まる様子はなかなか感動もの。ご興味のある方は「綿つむぎの会について」をご覧のうえ、お問い合わせください。





 


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# by wataitoya | 2018-07-24 13:34 | イベント | Comments(0)
c0228804_07411037.jpgベランダの和綿は大島(畑で栽培しているのはこちら)。蕾が大きくなってきた。

畑の和綿と違い、全体ほぼ緑の木。赤みがかった和綿の木だと、白と茶で区別がつかないと思っていたけど(茶も赤木)、この緑の木とだったら成長過程でも区別がつきそう。

2枚目の画像左は、こちらの記事で蕾だった2年目の緑綿・開花。小さい花芽も入れて、今現在蕾は5つ。どうなるかな。シャクトリムシっぽいものの虫喰い跡あり。

右の画像は今頃になって新芽が出て復活してきた名称不明の木。フシギだ。
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7月31日綿つむぎの会の参加申し込みは23日までです。疑問点など準備しての参加もよし、他の参加者さんの紡ぎ方やお話から気づきを得るもよし。ただただ楽しく手仕事して過ごすもよし。何を求め、持ち帰られるかはご自身次第です^^ ご興味もたれた方は、こちらをご覧の上、ご検討ください。










 

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# by wataitoya | 2018-07-21 08:42 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_13404252.jpg画像は和綿ですが、洋綿も咲いていました。既にしぼんでいるのもあったので、数日前から開花が始まったようです。

梅雨からの雨量が充分でないせいか、まだまだ土がよくないせいか、木がそれほど大きくならないものも多く、ざっと見渡した感じでは、平均して30cmくらい。

大きいものは50cm以上あり、側枝も伸ばして立派な木も。でもほとんどは水不足で充分成長できていないのかもしれません。

花もなんとなく小ぶりな気がします…。今後のお天気が心配。心配しても仕方ないけど。

2枚目の画像は、落花生の黄色い花と、きゅうりの花。土をむき出しにしないため、昔から落花生やサツマイモなどと混植してきましたが、いまは芋を食べないのでキュウリ。ツルに注意が必要なんだけどね。
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他にも藍とかシソとか大根とか、綿の隙間に勝手に生えてくるものもあり(汗)。でも主に土を覆ってくれているのは雑草。ありがたいことです。








 

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# by wataitoya | 2018-07-20 14:17 | 栽培記録 | Comments(0)
つむぎくらべ」に続いて考察っぽいものシリーズ第2弾です。手紡ぎの糸の太さは何で決まるか。基本的に、繊維の太さ・繊維の量・繊維のコシの三要素で決まると考えています。

c0228804_13160771.jpgまず繊維の太さは、綿の場合、見た目肉眼ではわかり難いですが、触ると何となく判るかもしれません。

一般的に和綿・アジア綿は太めと言われているようですが、画像や数値などのあるサイトが見つけられませんでした。残念。

昭和57年発行『木綿の本・読売新聞社』には、デシ綿(いわゆる和綿もこの仲間)は3~4デニール、海島綿には1.1デニールのものもある、と記載がありました。

1枚目の画像は自分で撮影してみたものですが、光の加減などもあってよくわかりません。画像左が和綿の白で、右が洋綿の緑(画像は全てクリックで拡大)。
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そして繊維の量。本数・密度です。単純にたくさんの繊維を撚りあわせれば、糸は太くなりますが、繊維の量が少なくても、繊維のコシが強ければ、低密度で、ふんわり空気をたっぷり含ませた、見た目太い糸を紡ぐことは可能です。

で、その繊維のコシですが、私は繊維自身の天然の撚りの保持力の強弱という意味でコシが強い弱いという言葉を使っています。少し違いますが硬いとか柔らかいというほうが伝わりやすいかもしれません。髪の毛みたいな。

繊維の量とコシについては、以前のこちらの記事も参考になるかと思います。
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緑綿は繊維のコシが和綿に比べ弱く、なかなか和綿のようにふんわりした糸にするのが単独では難しいです。コシも撚りも和綿より弱く、繊維自体が細いためもあり、紡いだ糸が細くなりやすい。

繊維自身が柔らかいために、それほど固いという印象を受けないかもしれませんが、詰めこまれている感じはわかると思います。

更に細かいことを言えば、繊維にヌメリのような感触があるために紡ぎ難さを感じ、それが紡ぐ太さに影響することもあります。私は緑でふんわりした軽い糸が欲しいときは、和綿を混ぜて紡いでいます。



というわけで、太目のふんわりした糸が紡ぎたいという方には、繊維の太さとコシの強さという点から和綿をお勧めしています。でも紡ぎ方も、好みの糸も人それぞれなので、自分でいろいろ試してみるといろいろ気づけて楽しいかと思います。

ちなみに繊維の長さは太さに影響するかですが、短い場合、太さへの制約にはなるかと思います。その繊維の長さより円周が長い糸は、たとえ紡げても、あまり実用的でないかな、と。手打ちうどんやミニクロワッサンみたいな糸(?)も紡げないことはないけどね(汗)


ヘンな言葉を使っていたりや抜けている点もあるかもしれません。ご指摘いただければ幸いですm(_ _)m










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# by wataitoya | 2018-07-11 20:40 | <コラム・考察風> | Comments(0)