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ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya

カテゴリ:<和綿 白・茶・シソ>( 5 )

c0228804_19233270.jpg2012年8月1日の紫蘇(シソ)綿の画像。この畝は全て紫蘇綿なのだけど、手前は赤みがかった木、その奥は赤みのない緑の木、に見える。

紫蘇綿は全体に赤紫色がかっているので、紫蘇綿と呼ばれているらしいと聞いていたのに…ヘンだなと思いつつ、面白いので、緑と赤は別々に採種してきた。

ただ、そもそも緑と赤の色が明確ではなく、基本緑だけど若干赤だったり、季節が進むごとに赤みが増したりするので、この緑と赤の播き分けはあまり当てにならず。

2枚目の画像は今年、今現在の紫蘇綿の緑木(左)と赤木(右)。

一応分けて播種したはずだけど、どちらもさほど変わらないくらいに赤みが薄い。幹の色は少し違いが判りやすいかも。
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よく見ると、紫蘇の畝全体的に赤みが薄かった。追加播種したのは赤だったので、もし間違えても赤が多くなるはず。…ということはタネの差ではなく、環境要因で色が変わっていただけなのかも?。日照不足だと赤みが出ないとか?
c0228804_19034257.jpg成長の早さや、木の大きさ、実の付き方にもそれぞれ個体差があるのだから、色に多少の違いがあるのは不思議ではないのだろうけど。

3枚目は大島。2017年にタネを貰って播種してからずっとこんな緑の木。赤はほんの少し葉の中央、葉脈の根元が赤いだけ。この点がオクラと似てる。

紫蘇の緑とも似ているけど、少し色味が違う気も。そして紫蘇の葉は色合いに個体差があったりするけど、大島は個体で色の違いはほとんどなく、同じトーンの緑。

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ちなみに最後の画像左は伯州綿(たぶん。2009年松江で貰った和綿)。右が和綿の茶。どちらも緑木のような個体はこれまで見ていない。例年だと紫蘇の赤木もこんな色なんだけど。。


追記 過去記事にタグ付けをしてたら、こんな記事を発見(汗)。松江の綿でも色の違いがあったようす。でも近年は、こんなことがあったと忘れてしまうほど、赤みの薄い木はできていないと思う…でもまだまだ観察不足なのかも。

追記2 後日談あり→「赤みがかる





 



 
by wataitoya | 2019-07-09 21:18 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)
綿は品種ごとに畝を分け、混ざらないよう栽培していますが、F1などではないタネなせいか、時々変わった特徴が現れたりもします。

緑綿は赤めの茎で赤花が咲いたり、緑の茎でクリーム色の花が咲いたり。和綿のシソは茎が緑だったり赤みだったり。できるだけ区別して採種をしているので、今はほぼそのものが育ちますが、それでも所々播いたはずのものと違う木だったりすることも。
c0228804_19553977.jpgそんな綿の木を区別するために、糸を絡めています。そのまま放置しても土に戻る、撚り止めしただけの手紡ぎ糸。経糸の残糸だと糊が残っていることもありますが、それでも翌年の種まきの頃には糸は崩れかけてたり、見当たらないことも。


画像は茶綿を紡いだ双糸を8月頃に茎に絡めておいたもの。指に巻いてるのが元々の糸。茶綿の双糸は色落ちしてますが、白糸を単糸にしていたので区別はつきます。

茶綿は徐々に色が濃くなると一般的に(?)言われていて、確かに実が開いてしばらくは日差しか酸化かで濃くなる。でも濃くなり続けるわけではなく、雨か日差しの影響で色が薄くなるのも事実。

以前購入した茶綿のハギレで作ったタオルも色がどんどん薄くなった(茶綿の退色)ので、当時はホントに茶綿だったのかな?染められたものだったのかな、とも思ったのですが、ホントに茶綿だったということで(汗)。「茶綿は色が濃くなる」説の方がビミョーだったと。








 

by wataitoya | 2018-10-30 21:57 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)
収穫後の色の変化とは別に、収穫時から色の違いが見られることがあります。
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一番多く収穫できるのは画像中央の色。薄い茶です。左は少し緑がかって、茶と混ざってカーキのような色合い。右は茶が少し濃い。繊維の感じもそれぞれ違うような気もしますが…「気もする程度」で確かなところは不明。
c0228804_20222198.jpg繊維の色が平均されずに残るようにと、カードをかけずに紡いだ糸の画像です。

左からカーキっぽい和綿の茶、基本の和綿茶、洋綿の茶、洋綿の赤茶。

和綿茶カーキのタネを栽培しても、同じ色にはなりませんでした。これも緑綿の色の違いと同じく環境要因によるのかもしれません。今後も毎年観察を続けます。

追記・茶に緑が混ざるのは、緑綿との交雑かと思われるかもしれませんが、洋綿と和綿は、染色体数の違いから、交雑は起きないと一般的には言われているようです。でも絶対に有り得ないことなのかどうか、私にはワカリマセン。






by wataitoya | 2018-03-15 20:45 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)


(私の栽培している綿についてのデータです。同品種でも栽培地・方法・年によって質の違いがあると思います)

島根県松江市の親戚から2007年に譲り受け、栽培を続けています。地理的にも、鳥取県境港で知られている伯州綿と思われますが、土質や栽培方法の違いのせいか、繊維の質は多少変化したように感じます。
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ひとつの綿の実は3室から4室に分かれていて、一室に一房、一房に6~9つのタネが含まれています。実の大きさ、繊維の量、質などは個体差がありますが、大きいもので一房約1.7~2.6g、内タネは約1.0~1.6g、繊維は約0.8~1.2g程度でした(2013収穫分)。繊維の長さは測るのが難しく正確ではないのですが、長いところで約15mm強~20mm。

縮れが強く、弾力のある繊維です。コシがあって繊維内の中空を保ちやすいので、ふんわり太目の糸を紡ぐのに向いているように思います。
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和綿茶は、糸紡ぎの先生である綿工房さんから2008年頃に譲りうけたタネ。たぶん真岡産。綿工房さんは日下田氏のもとで修業されたのとのことで、そちらからかと。

房の数タネの数などは白と同じようです。身の大きさは若干、白より小さい気もしますし、繊維の量も若干少ない気もしますが、個体差かもしれません。和綿の茶は繊維が短いとよく言われているのですが、実際、ウチの綿もやはり少し短いようです。といっても長いところで約15mm弱。本当に、気持ち、白より短いという感じです。

紫外線、または酸化のためか、ぶらさがった実の外側の色が濃くなっているのを畑でよく見かけます。収穫時、薄い色に見えても、徐々に色は変化しているようです。

上の画像は2016年産の和綿の白・和綿の茶。下の画像右は2017年産の和綿の茶、左は2009~2010年産の和綿の茶(2018年1月撮影)。野外出店時などによくディスプレイしていた実です。
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一方、和綿茶で紡いだ糸の巻物はそれほど変わらないのですが、タオルの方は使用と洗濯を繰り返すうちに、茶の色はだいぶ薄くなってきました(ただ、そのタオルは私の栽培した茶綿ではなく、購入したハギレを縫い合わせて作ったものなので、もしかしたら染めたものが間違って入ってしまっていたのかもしれません)。


c0228804_23272038.jpgこの和綿は、白か茶か、発芽から成長中だと私には見分けがつきません(汗)。他の品種の和綿は判り易いものもあります(木の赤みが少ないものなど・後述)。

葉はモミジの葉に似た形で、和綿は五裂。ただ、本葉2、3枚目までは切れ込みのない楕円形の葉が出てきます。幹、枝、葉脈は赤みがかっていて、収穫が終わった後にこの木や根で染めることも可能なようです。

赤みのない品種もあるようで、シソ綿には時々緑の木ができます。2017年にいただいた大島綿のタネからも緑の木が育ちました。


c0228804_23550274.jpg花はクリーム色で中央がえんじ色、花びらの先にほんのり赤みがさしているものもあります。花びらは5枚。ガクに見えるものは3枚、実は3室又は4室。どういう仕組みで室数が変わるのか、不思議です。

一日花なので、夕方にはピンク色に染まってしぼんでいきます。
c0228804_23330114.jpg花後の実は丸みのある三角錐、または四角錐。外皮は少しざらついているように見えます。実が下向き加減になるのが和綿の特徴、雨の多い地域でタネが出来るだけ濡れないよう守る為なのだといわれています。

タネを包む繊維が中空で空気を含み乾きやすいのも、繊維の油分が多いのも、その為と考えられています。油分たっぷりな繊維で、下向き加減な性質を持った種が生き残ってきたのでしょう。日本の湿度の高い気候に耐える性質は、そこに暮らす際の衣服に使用する繊維として最適なのかもしれません。

実が開いて房がぶらさがるようになったら、汚れないうちに房を収穫します。ほうっておくと、白より茶のほうが、地面に落ちやすいようです。

c0228804_23010391.jpg左から
和綿白(細め)
和綿白
和綿白と和綿茶
和綿茶




 

by wataitoya | 2017-10-01 00:00 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)
(以下は私の栽培している綿についてのデータです。同品種でも栽培地・方法・年によって質の違いがあると思います)

以前ふとんのマスダさんが配布していたタネを頂き、2009年から栽培を続けています。
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木が赤みを帯びているから紫蘇綿と呼ばれているらしいのですが、島根から来た和綿も赤みがかった木です(汗)。しかも、紫蘇綿は栽培当初から、赤みがかった木と、赤みの少ない、緑の木がありました。紫蘇綿はそういうものなのか、他の種が混ざってしまっていたのかは不明です。
c0228804_23120137.jpg双葉や花、出来る実に違いは見られません。茎はほぼ緑。赤い木も、松江の和綿や茶の和綿と比べると若干赤みが薄い気がします。

木も綿も、成長の仕方も、島根の和綿よりも丈夫でしっかりした印象です。草姿に違いはあまりないのですが、紫蘇綿のほうが、その年の気候にあまり左右されない感じ。

それから松江の和綿と比べ、開花や開絮が早く、全体的な生育速度が幾分速いような印象も受けますが、明確なデータはありません。でもなんとなく、寒い地方にはこちらの方が向いているような気がしています。c0228804_23130286.jpg

赤みの強い他の和綿たちより、葉緑素が多いと思われるので、その分早くなってもおかしくはないのかも…と思いましたが、数年の栽培中何度か赤木の方が実が早く開いているのを発見しました。

葉緑素の光合成する効率が違うのかも? 赤木と緑木ではっきり比較しようと試した年は、不作でうまくできず。結局きちんと比較するにはまだまだかかりそうです。

繊維は若干コシが強いような感じがしないでもない、程度(汗)。混ぜてしまうとまったく判別ができません。



 

by wataitoya | 2017-10-01 00:00 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)