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ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya
c0228804_16462853.jpg台風後の畑で傾いた棉の木を起こしながら、あらためて和綿とそれ以外の木の違いを意識する。

和綿の実は下を向く傾向がある。それは和綿の実と枝を繋いでいる部分がしなやかで、実の重みでしなるから(必ずしもそうならない株や実もあるし、和綿以外でも下向き加減な実をつける綿はある)。

結果的に雨に濡れることが少なく、雨の多い日本に向いていると言われているようだが、このしなる木も、台風の多い地域に強いといえるのだろう。

実の根元の枝と同じように、和綿の木の幹もしなやかで風に吹かれると曲がりはするが、折れることは少ない気がする。
c0228804_16434469.jpg2枚目の画像は緑綿。少しは曲がるけど、和綿の木に比べると、柔軟性に欠ける、体の堅い人みたい。

根と木の境目、木の倒れた方向に土がえぐれて、根も一緒に少し傾いてしまう。

雨で土が柔らかくなるせいもあり、根も動いてしまうので、木を起こしたら、土を寄せたりして周囲を踏み固める。

時間がないときは、とりあえず木の倒れた反対側の土、えぐれてない方の土を、木を起こしながら踏み固めるだけでしっかり立つ木もある。

和綿全ての木が同じようにしなやかさを持っている、それ以外はすべて柔軟性が欠けているとは言えないが、その傾向はある、くらいには言えるのではないかと思う。

まあ、これもだからどうということもないのだけど…今後も観察を続けます。








by wataitoya | 2019-10-15 11:34 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_23311019.jpgスピパ中、スピンドルで紡いでいた糸。イベント中に紡ぎ終わらなかった分はチャルカで。スピンドルでできるギリギリ細目にと思って紡いだけど、まあこんなもん。

実は「しの綿づくり」の冊子で解説に使った篠綿を紡いだ。細い糸を紡ぐ用に作った篠ではないので、時間かかったー。

ちなみに、冊子のデジタル販売の予定が少し先になりそうなので、紙版の残りをCreemaで販売開始。残2冊。(完売御礼。リクエストがあれば再販します)c0228804_23303938.jpg

2枚目の画像は共同出店の綿工房さんがお試しに譲ってくれた敦煌という綿とそれを紡いだ糸。と、別の知り合いが同じくスピパの時にくれた敦煌のタネ。偶然?…出回ってるのかな?茶の方は数年前に別の方から譲られたトルファン綿。

3枚目の画像は昨年のスピパの時に外国の方から譲られたハワイの綿。c0228804_23305378.jpg
つるつるしたタネを外すのが簡単なこの綿、ずっと以前にも貰ったことがあり、もちろん栽培したが、気候的に無理っぽいと判ったので、今回ははなから播かず。

このまま放置もなんだし紡いでみた。繊維も長めで細め、繊維自体の撚りもそれなりにあって紡ぎやすそうだったけど、実際紡いでみるとビミョー(汗)。細くしなければ普通。敦煌も似た感じ。トルファンや和綿の方が紡ぎやすかったなー私は。









by wataitoya | 2019-09-29 12:35 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_14075025.jpg実が開く時の繊維の流れがまだ残っている緑綿の実。もう少し時間が経つと、ふわふわしてくる。次に畑に来られるのは一週間後くらいだろうから、これは収穫。

今回のスピパでも数名の方から、どの時点で収穫するかという質問があった。一週間から10日ごとにしか畑に行けない私は、開いた実を見たらほぼ収穫。割れ目が入っているだけなら翌日以降の天気次第。その実の付いている場所が雨に濡れそうな場所かどうかにもよるし、収穫方法も房だけではなく殻ごとにして自宅開絮にしたり。
c0228804_15273930.jpg2枚目の画像のように畑でだらーんと垂れ下がるまで放置することはほとんどない。雨やパート仕事、体調不良にスピパ準備などが重ならない限り(汗)。

房を摘むとスルっと取れてしまうということは、もう木から何も供給されていないと思うし、数年前の秋の長雨の際、開きかけの実から発芽していたこともあり、実が開き始める頃には、タネも繊維もほぼ熟しているのではないかとも考えられ。

もう乾燥させるだけということなら、風雨に曝され、枯れ葉や虫の付く心配のある畑でなくてもいいのではないかと思う。でももし毎日畑で綿摘みできるなら、私はスルっと摘めるくらいの状態で収穫したい。楽だし。

私の栽培方法について他詳細はカテゴリ<私の栽培方法>をどうぞ。

ちなみに今年の和綿は開花から約40日で収穫開始、洋茶・緑綿は約50日。

 







by wataitoya | 2019-09-25 14:14 | 栽培記録 | Comments(2)
c0228804_18433347.jpgスピパ搬入終了して帰宅してから思い出した殻付き棉の存在(汗)。2018年産実綿と一緒に販売します。殻付のままがよければそのまま計量。10g300円, 20g500円。

例年通り、実棉もタネも昨年収穫分。Creemaより値下げして販売。今年は緑綿が結構残ってるので、実棉と種取済み綿も半額ぐらい、多分おまけも多めかも?灰色がかった緑綿などもお選びいただけます。

緑綿は既に少し色褪せてきてるけど、糸にして湯で撚り止めしたり、アルカリ水に浸水したりすると緑色が戻ります。

残念ながら、種取済み綿はやはりポリ袋入り。ちゃんと処分されますように。また、ブースは広くないので譲り合ってご覧くださいね。あと差し入れお断りもお忘れなくm(_ _)m

共同出店の綿工房さんのスピンドルで綿を紡ぐWSについては綿工房さんのブログへどうぞ!お会計は別です。わたいとやは基本現金のみですが、PayPalやジャパンネット送金は対応可能なハズ(汗)。ご相談ください。

スピニングパーティーの入場パスなどの注意点は公式サイトをご覧ください。では、明日明後日、お待ちしております!








by wataitoya | 2019-09-20 19:30 | イベント | Comments(0)
c0228804_23161712.jpg茂りすぎの藍の葉を剪定してしまったので、晴とは程遠い天気だったけどその日のうちに染めた(翌日翌々日とも出社でできないので。在宅仕事ならこういう天気に左右される作業の時は都合がよいのだが)。

雨続きで水分たっぷりの葉だろうと予想していたけど、予想以上に粘性の低い染液になり、糸はうっすらとした水色。昨年のこの会の時とほぼ同割合で染めたのにー。

左側の濃い色の綛が昨年の糸を重ねて染めたもの、でもほとんど変わらず(汗)。

もしかしたら、余分な水分を少し飛ばしてからのほうが濃度の高い染液がとれたのかな?枯れて葉が青くなってこない程度に放置してからとか。去年は梅雨が早く開けて暑い日々続きで、しかも収穫から半日~1日以上経過後に染液をとったのだ。

実験欲をそそられるけど、実は染色はあまり好きじゃない。水道水がもったいなくて…。
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とはいえ出来たものは無駄にしたくないし、昨年も綿を染めたので、今年も糸を染めた後、綿を入れてみた。2枚目画像左の和綿(右)と洋綿(左)。糸も、上が和綿、下が洋綿。1枚目の画像だと、右が和綿、左が洋綿。綿はもちろん、糸も精錬などをしていないので、色が入りにくいのだろうけど、やはり若干和綿のほうが薄いような。油分の差だろうか。

2枚目画像の右は、昨年染めた綿を白い綿とまだらに混ぜて紡いだ糸。また白とざっと混ぜてこんな感じの糸を紡ぐ予定。








by wataitoya | 2019-07-18 09:39 | 染色記録 | Comments(0)
c0228804_19233270.jpg2012年8月1日の紫蘇(シソ)綿の画像。この畝は全て紫蘇綿なのだけど、手前は赤みがかった木、その奥は赤みのない緑の木、に見える。

紫蘇綿は全体に赤紫色がかっているので、紫蘇綿と呼ばれているらしいと聞いていたのに…ヘンだなと思いつつ、面白いので、緑と赤は別々に採種してきた。

ただ、そもそも緑と赤の色が明確ではなく、基本緑だけど若干赤だったり、季節が進むごとに赤みが増したりするので、この緑と赤の播き分けはあまり当てにならず。

2枚目の画像は今年、今現在の紫蘇綿の緑木(左)と赤木(右)。

一応分けて播種したはずだけど、どちらもさほど変わらないくらいに赤みが薄い。幹の色は少し違いが判りやすいかも。
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よく見ると、紫蘇の畝全体的に赤みが薄かった。追加播種したのは赤だったので、もし間違えても赤が多くなるはず。…ということはタネの差ではなく、環境要因で色が変わっていただけなのかも?。日照不足だと赤みが出ないとか?
c0228804_19034257.jpg成長の早さや、木の大きさ、実の付き方にもそれぞれ個体差があるのだから、色に多少の違いがあるのは不思議ではないのだろうけど。

3枚目は大島。2017年にタネを貰って播種してからずっとこんな緑の木。赤はほんの少し葉の中央、葉脈の根元が赤いだけ。この点がオクラと似てる。

紫蘇の緑とも似ているけど、少し色味が違う気も。そして紫蘇の葉は色合いに個体差があったりするけど、大島は個体で色の違いはほとんどなく、同じトーンの緑。

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ちなみに最後の画像左は伯州綿(たぶん。2009年松江で貰った和綿)。右が和綿の茶。どちらも緑木のような個体はこれまで見ていない。例年だと紫蘇の赤木もこんな色なんだけど。。


追記 過去記事にタグ付けをしてたら、こんな記事を発見(汗)。松江の綿でも色の違いがあったようす。でも近年は、こんなことがあったと忘れてしまうほど、赤みの薄い木はできていないと思う…でもまだまだ観察不足なのかも。

追記2 後日談あり→「赤みがかる





 



 
by wataitoya | 2019-07-09 21:18 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)
来週、松江に行く予定になり、せっかくなので近くに綿に関する施設やらないものかと、少し検索していて見つけた人。前回数年前の帰省時に探した際、特にこれと言って見つからなかったのだが、その帰省と同年に企画展があったらしい。時期はずれてたけど。

山陰中央新報社 記事「日本で初めて陸地綿の栽培に成功 松村 豊吉(松江市ゆかり)」(お子様向け記事でふりがなが多く少し読みにくい。そのうちリンク切れするかも?)

c0228804_22421923.jpgすごーい人みたいに書かれているけど、その割にはあまり情報がない。記録達成したほどの栽培方法について、門外不出?なのか、全く判らず。今も「松村豊吉」の名を出して栽培している畑はあるようだけど、その方法と結果については不明。もったいないね。

そういえば先日図書館で借りて読んだ『生活工芸双書・棉』にも記述は確か無かったような。ネットも広く浅くな感じの情報は多いけど、深く突っ込んだ情報にたどり着くのがどんどん難しくなっている気が。

多収を一番に目指しているわけではないけど、栽培方法にはやはり興味がある。もし松村豊吉氏について詳しくご存じの方がいらして、教えてくださるなら嬉しいですm(_ _)m。

画像は記事とは無関係、チャルカで紡いだ錘を撚り止めするために水の入った鍋に入れたところ。弾いてる。







by wataitoya | 2019-06-24 23:22 | その他 | Comments(0)
c0228804_17411945.jpg昨年栽培した緑綿の、ふわふわせずに固まったままだった実から、発芽したよう。収穫後は、木や根や葉もと共に、使わない実も畑にそのまま放置してその土に還しているので、時々こういうものを発見する。

以前放置した実の殻から発芽していたのも、6月。ヒトの手を介さず発芽するにはこのくらいが綿にとって自然なのかな?

周りの繊維が除かれていない状態で地面にあったら、ある程度水分に繰り返し晒されてからでないと、タネ本体が水分を吸うのは難しいだろうから。

今一般的に標準とされている播種時期は、ヒトが、より早くより多収をと、工夫して頑張って(欲張って)きた結果なのかもね?稲作のように。

この実のタネが成熟していたかは不明。発芽はしたけど、これからどこまで育つかな。
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2枚目の画像は和綿。列手前2つと奥2つでは大きさに差が。3枚目は和綿の大島。どちらも和綿と言われているけど、松江で貰った2枚目の和綿(たぶん伯州綿)と大島は木全体の色味が違う。


さて、いろいろ天秤にかけ、Creemaでのタネの販売は今年でやめようと考え中。沢山の人に見てもらえなくてもいいし、気軽に買ってもらえなくてもいいかな、と…必要な人にだけ届けば…まあまた収穫時期になったら諸々心変わりするかもしれないけど(汗)。






by wataitoya | 2019-06-20 09:18 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_20595116.jpgライ麦の藁の保存方法を考えて、いろいろ変えて、今はこんな感じ。

白いネットは以前の住まいでベランダの粗い格子に張っていたもの。入れるスペースの変更が簡単にできるように、二枚合わせて竹の棒を縫うように差し込んだだけ。竹の棒は井の頭時代の出店道具。

後ろの襖は部屋の仕切りで、普段は開け放しているので風通しも悪くないはず。できるだけ歪まないように横方向に寝かせた状態。もちろん吊るす場所もベランダや他の部屋に移動できる。c0228804_20593825.jpg
引越し前は見栄えの良くない乾燥ネットに入れていたけど、引っ越し後はどうにかしようと思いつつ、しばらく紙袋に入れたままだった綿も、同じネットへ。やっと(汗)。ハンガーラックを利用しているので、布で隠せるし、埃も防げるかと。

緑綿は、できるだけ光に当てないよう、奥の方へ、薄い紙に包んだりもして。まあこれまで紙袋保存で問題なかったけど。隙間だらけだった以前の部屋ではね。今の住まいは以前よりは気密性が高い感じだけど、どうかなー。








 

by wataitoya | 2019-06-16 21:24 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_21083004.jpg約ひと月ぶりの畑。まあまあキレイに開いていたのはシソ綿だけ。緑や茶はいびつ。そして、どれも土埃で薄汚れた感触。あまり長く放置しすぎるものではない。

画像のバックで青々しているのはライ麦。雨が降らないけど、このくらいの大きさの株は枯れている様子はない。もう少し大きく育っていたライ麦は葉先が黄色くなってきている。大丈夫かな。




 





by wataitoya | 2019-01-22 21:23 | 栽培記録 | Comments(0)