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ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya
c0228804_22241839.jpg「赤みがかる」の記事で書いた実験をベランダの棉でやってみた。

赤みがからないその花は、実になり収穫できるのかが知りたくて。前記事にリンクした実験ページの方にも質問したが、あまり記憶にないとのことで、やはり自分でやってみるっきゃないでしょ。

一枚目の画像は何もしない通常の、赤味がかって数日で落ちた花ガラ。比較のため。畑の花より若干赤みは薄い気もする。ベランダの日照時間の差のせいか?

c0228804_22153571.jpg2枚目の画像は、UVカットフィルムをかぶせていた蕾が開いてきたところ。撮影のためにこの時は外しているけど、隙間はマスキングテープでとめて、できるだけ光が入り込まないようにしていた。

UVカットフィルムは窓ガラスなどに貼るような商品のお試し版を購入。こんなの

3枚目左が9/20、右が9/23。このUVカットフィルムが届いてから、全部で5個くらいの花で実験してみて、この画像のは3個目。
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これより前の花はうまく撮れなかったり、フィルムを早くはずし過ぎたのか、しぼんだ後に赤みがかったり。3個目のこの時は、花が開きそうな2~3日前から被せて、開花してしぼんだ後も2~3日つけたままにできた。4枚目左が9/25、右が10/4。ここまで大きくなれば結実と言っていいでしょう。
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これで「赤くなること」と受粉は関係ないと言うことができるかな。

自家受粉できることが綿という植物にとって重要なのだとしたら、自家受粉できない個体の子孫は残らない方が自然なことなのかも。落果と未受粉に因果関係があるかはわからないけど…それを調べるには人工授粉しても落ちる実があることを確認すればいいのか。でもまた来年だね。





 


by wataitoya | 2019-10-04 16:57 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_21534975.jpg綿の花は基本的に開花後、徐々に赤みがかって、一日で閉じる。これは私の栽培している和綿も洋綿も同じ。

1枚目の画像の左下がこれから開く花で、右側が前日開花して閉じた花(洋綿)。

ところが、そうでないこともあるらしいという興味深い実験ページを見つけた。結構前に書かれたページのようなのに、今まで発見できていなかったなんて、なんということでしょう!

c0228804_23433746.jpg畑の綿は毎日観察できていないし、ベランダの綿も室内にいれられるようにはしていないので、気づかなかった。紫外線カットフィルムとやらを買ってきて実験したくなったけど、それはひとまず置いといて。

これはもしかして、花だけでなく、綿の木全体に言えることなのかもしれないと思った。赤くなる木はやっぱり紫外線を浴びて、それに反応して赤くなるのでは、と。

c0228804_23431599.jpgだから今年の長梅雨で日照不足が続いた時、いつも赤みがかる木なのに、赤みが薄いなぁと感じたのかも、と。この記事を書いた頃。まあこれも仮説だけど。

今は赤みがからない緑の木と楽に区別がつく紫蘇綿。2、3番目の画像の左と右、判るでしょうか。画像は拡大可。

画像の緑木についている糸は緑だよーの印。今、赤味がからない緑の木も、秋になると紅葉して区別がつかなくなるので、今のうちに。




 


 


by wataitoya | 2019-08-28 22:59 | 栽培記録 | Comments(0)
c0228804_20213151.jpgなんとか連休中に織り始め。今回は糸綜絖作りも、腰側に経糸を固定する方法も、3月に綿工房さんに教えてもらったやり方をちょっと変えて取り入れてみた。

さらには緯糸も。今までは経糸と同じように足踏み式紡ぎ車で紡いで、綛上げ・撚り止め・杼に納めるために少量ずつ巻くという作業をしていたけど。チャルカで杼に入るサイズだけ紡ぎ、織る前に錘のまま(これはいつもどおり)撚り止め、脱水してそのまま緯糸を入れていくことにした。

紡いだり織ったりする中で繰り返される「糸を繰る」作業を少しでも減らせたらと、実験。







 

by wataitoya | 2019-05-06 20:44 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_14455562.jpg翌年播種用にも、販売用にもできず残ってしまうタネは、まとめて畑に還している。

綿繰りが終わってそんなタネがたまった2月頃、畝の合間に40~50cm深さに穴を掘って、タネを少し埋めて、動かした土を戻す。ということを、数か所繰り返す。

もともと未熟だったり小さかったりするタネが多いので、分解もそれほど時間がかかることはないと予想していたけど、(たぶん去年の)埋めた跡を掘り返してみたら、まだ多少形が判るくらいには残ってて。指で軽く潰せるくらい。画像左側にあるのが潰したタネ。

埋めたらそのまま放置。穴を掘ってもできるだけ同じ土を元通りに近い状態で埋め戻すだけ。耕す、ほぐす、天地を返すなどはできるだけしないように。その方が小さい虫や微生物の活動(分解)を邪魔せずに済むかと。まあ異物が投入されてる時点で…という話もあるけど(汗)。

植物の根は枯れた後抜かずにそのまま。トラクターなども一度もかけてません。重い機械が入ると土が砕け、堅くなる。だから耕す。無駄な作業を増やしてしまう気が…しなくていいことはできるだけしたくないので。




 



by wataitoya | 2019-04-26 15:45 | <私の栽培方法> | Comments(0)
c0228804_22214463.jpg地機布13の経糸用に、茶綿を紡いだ糸を染色。今回は全部未精錬。

先日の秩父での講習を参考に、数年前に拾い集めて保存していたクヌギの殻斗(かくと)を煮だして、放置していた鉄さび液を媒染に。

媒染に浸すタイミングがずれて、先と後で濃さがずいぶん変わってしまった。先の綛のほうが濃過ぎて後の方が求めていた濃さという微妙な仕上がり(汗)。

1枚目画像の手前が後、奥が先。
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2枚目は乾燥後。もともと紡いだ茶綿が和綿や洋綿を適当に混ぜた糸な為もあってか、綛の中でもムラだらけ。茶が見え隠れしていい、けど、やっぱりもう少し明るく、薄いグレーがよかった;

左側に少し写っている横向きの綛が秩父で染めた糸。今回染めた糸たちより若干濃い?右から2番目が媒染が後になった綛。




 





by wataitoya | 2019-04-21 23:05 | 染色記録 | Comments(0)
スピパ出店初期から展示していた、緑綿の色を変化させる実験をした糸。2012年収穫の綿で2013年に紡いだ糸で、同年にアルカリ、酸、ベランダ放置などの処理をしたのでした。
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5年経った今でもこの糸たちをアルカリ処理すれば緑の色を濃く出来るのか、試したのが右の画像。濃くなりましたね。この糸は元々、暗目の緑綿に少し赤茶・白を混ぜて紡いだ糸なので、濃い色の糸でしたが、多分、紡いだときより濃くなっていると思います。比較のため縦に置いた綛が普通の緑綿。

残念なことに、比較保存のためにアルカリ処理前に綛を分けておくのを忘れたので(汗)、元の糸の色は画像でしかみていただけないのですが、変化後の現物の糸をスピパで展示しますので、よかったらご覧ください。

そしてまた数年後にこの糸の色の変化をご報告できれば。。






 

by wataitoya | 2018-09-12 22:36 | <洋綿 緑> | Comments(0)
緑綿ばらえてぃ」の記事では、さまざまな実の色をご紹介しましたが、こちらは、その色の変化についての記事です。日照か酸化か経年のためかは不明ですが、ただこういう現象があるということと、人の手で(酸とアルカリで)色を変化させることについてご紹介します。
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左は2017年収穫の緑綿の実です。右は2009~2010年頃に収穫した実。井の頭公園に出店したり、他の野外イベントの際にもディスプレイしていました。もしろん元々は緑の繊維の実でした。

緑綿の色が褪せることについて説明するときに、畳や竹のような変化です、とお話ししています。茶色になってしまう、と話される方もいらっしゃいますが、茶綿と紛らわしいですし、やはり私の目には茶とは違うように映ります。

これは余談でもありますが、色なんて元々個人個人の見方の違いもあって、それこそ「緑」といっても皆が同じ「緑」を思い浮かべるわけではありませんよね。私としてはできるだけ一般的と思われる感覚で言葉を使っていくようしたいと思いますが、それでも緑綿をいまさら黄緑綿とかカーキ綿とかいうのもどうかと思いますし、これまでの慣習も考慮しつつ、私の独断と偏見も混じっていることはご理解のうえお読みくだされば幸いです。
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上の二枚の巻物は2010年収穫の緑綿で2011年に製作したもの。当時撮影した画像です。右は出来がよくなくて畑用にしたマフラー。左は出店中よく着けていた格子柄。当時、色褪せが気になりにくいように考えて、白や茶を入れたり、緑自体にも白や茶を混ぜた糸を紡いで入れたんですね。
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左が現在の二枚。右がアルカリ処理した後。重曹ではなく、よりアルカリ度の高い炭酸塩を使用しました。いつも大雑把なのですが、今回もバケツに大さじ1~2程度(汗) 二枚とも何度も洗濯しているし、アルカリ処理も数回しているし、年数も経っているので、もうあまり変化しないと予想しつつやってみました。左の格子はほとんど変化がわかりません。右は多少緑の色が濃くなったでしょうか…?

c0228804_10591624.jpgこちらはどちらも2017年収穫の緑綿で、綿繰り時に、実の内側の緑の濃い部分と外側の緑の薄いクリーム色部分をそれぞれ集めました。もちろん、完全にきっちり分けられるわけもないので、やはり私の独断と偏見で、適当に。
c0228804_11171005.jpgそれぞれの綿をカードをかけずに糸に紡ぎました。

カードをかけると繊維が均されて色の濃淡がわかりにくくなります。今回は自然なままの変化をみるために、と思ってカードなしで太めに。

綿のままやってみようかとも思ったのですが、やっぱり扱いが面倒そうなので(汗)。

c0228804_11044772.jpg撚り止め後、綛にした状態。薄い色のほうはこの後の実験のため二分割。

撚り止めは水からゆでて約10~15分。お湯でゆでるだけでも色が鮮やかになる、という話も聞きますが、いかがでしょう?

個人的にはそれほど大きな変化はわかりません。でも飛び出していた繊維などが落ち着いてきて、光の反射が抑えられるなどのために、色が鮮やかに見えるということはあるかもと思いました。カードをかけていたらまた違うかも?
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この後、薄い色の糸をアルカリ処理する予定でしたが、間違えて酸処理してしまいました(汗)。それが左。間違えたのは洗髪に使用しているクエン酸です。気のせいか、濃いクリーム色に変化?濡れたからそう見えただけ?(汗)。でまあ、慌てて濯いで、炭酸塩小さじ1弱の溶液へ浸したのが右です。今度はちゃんと緑に変化。

c0228804_14330539.jpg上から元々緑の繊維、クリーム色の繊維のアルカリ処理後、クリーム色の繊維。

個人的にはアルカリ処理をする前とした後では、緑の色のトーンがなんとなく違う気がするので、「色を戻す」という表現は少し違うのかもしれません。
c0228804_21495319.jpgこちらの画像の糸は5年ほど前、収穫後に紡いでそれぞれ処理したもの。収穫当時からグレーがかった緑の綿だったので、若干普通の緑綿とは違いますが、参考に。

左から順に自然放置・重曹水処理・クエン酸処理・屋外放置一ヶ月。

この糸たちはスピニングパーティーなどで展示する以外は仕舞いこんでいます。そのせいかわかりませんが、今もこの処理をした約5年前とほぼ変わらぬ色をしています。





 


by wataitoya | 2018-01-10 14:37 | <洋綿 緑> | Comments(0)

緑綿を栽培して約10年。ウチの緑綿だけなのかどうか判りませんが、いろんな緑のバージョンの実ができます。その一部をご紹介。

ちなみにタネはいつもスタンダードな緑の濃い色の実のタネを選抜して播いています。後述の変った色のタネを播いても、必ずしも同じ色の実にはなりませんでした(現在も実験中)。

注)繊維まで判るように一部画像サイズが大きくなっています。クリックで拡大します。
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まずは一番スタンダードと思われる緑。二つ並べているのは、実の裏表。緑綿は、開いた実の外側と内側で色の濃さが違って見えることが多いです。

右から左に向かって若干緑の色が薄くなっていくように並べました。内側のタネの周囲は緑。外側は緑とは言いがたいクリーム色に見えますね。密度や光による錯覚も、全くないとはいえませんが、やはり外側の繊維の色自体が薄くて、緑とはい言えないクリーム色なことの方が多いです。緑綿とはそういうものということだと思います。

でも外側と内側で色の差がほとんど無い実も時々見られます。実が開きかけてすぐに収穫して、光のあたらない風通しのよい場所に保存して徐々に開かせるとできることがあります。
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上の画像の実は、私の肉眼だと内も外も色の差がそれほどないように見えます。外側は若干内側より薄いですが、クリーム色というよりは緑といえるかと。でも画像だとやっぱりわかりにくいですね(汗)。
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上の実を解して広げたものが下の画像。色が変わって見えるでしょうか。ビニールにぎゅっと詰めると色がハッキリしてきます。糸に紡いでもそう。密度のせいの錯覚と光の反射のせいかと思います。また、綿繰り機を通しても、繊維が集まって色が濃く見える部分とがあると思います。
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これも同じく上を解したのが下。褪せたクリーム色ではなくハッキリした白が混じるのは、こんなふうに未熟な部分が多いです。ちなみに実物(といっても私の肉眼の印象)に近づける程度に全ての画像は色補正をしています。

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青みがかった色の緑綿。でも全体が、ではなくて、一部、中心が変色していることが多いです。初めて出現したのを見たときは腐ったのかカビたのかと思ったけど、匂いはそんな感じではなく、繊維も割りとしっかりしている実もありました。ただ色の濃い周辺は未熟な部分も。外側は色が薄い、または白に近いことが多いです。

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灰色がかった色の緑綿。右の実は未熟な感じで、繊維が非常に柔らかいし、貧弱。でもこの緑は濃くて艶のある繊維です。外側が白く見えますが、艶があるせいで光の反射が強いため、より白く見えるのかもしれません。

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標準としている緑綿と、青みがかったもの、灰色がかったものの比較画像。

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こちらは中央だけくっきり色が濃い実や、左下のように焦げ茶色に見える実も。こういう実は中央以外の周辺や外側は色が薄いことが多いです。まるで中央に色素が集まってしまったような感じ。それとも繊維の先まで色が届かなかったのかな?緑の色はどんなふうに決まって、どんなふうに繊維に行き渡るのでしょうね。



一部画像で内側と外側の並びが異なってしまいました(汗)。見にくくて長くて画像の重い記事をご覧いただいてありがとうございます。もし緑綿を栽培されている方がいらしたら、どんな色の緑綿が多く生るか、教えてくださると嬉しいです。







 

by wataitoya | 2018-01-05 23:21 | <洋綿 緑> | Comments(0)
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前回の画像はこちら。木の大きさなどはそれほど変わらず。前回は開きそうな蕾がひとつだけでしたが、今現在、既にいくつかの花が開花、結実しています。

木は40cm程度の高さで実はそれぞれ2~4個。畑の木と比べると、木の大きさも、葉の大きさも、花も実も小さめです。鉢が小さくて土も少ないので、当然なのでしょう。





by wataitoya | 2017-08-26 09:57 | 栽培記録 | Comments(0)
wixで作ったHPが作成当初に比べて表示も更新もどんどん重くなってしまって、移転先を探していましたが、とりあえずこのブログにまとめてしまうことにしました。しばらく工事中でおかしな表示になることもあるかと思いますがご理解ください。その一環でブログタイトルも変えました。

綿つむぎの会の8月はお休みするといいましたが、8/28午前中に開催検討中です。一週間前までに参加希望の人数が集まったら開催します。詳細はこちら。ご連絡お待ちしております。ちなみに9月は18日月曜、敬老の日です。

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画像は浸水発芽実験後の綿のその後。現在高さ30cmほどで、そろそろ花が咲きそう。プランターは約50×20×15cm、土は10年以上放置していたような(汗)、かき菜とかニラを栽培しつつ、時々腐葉土や畑の土を少し足したり、米の浸水液をまいたりしてきた程度。日当たりは午前中のみ、しかも網ごし。私の栽培方針は基本厳しい環境で育てて、できるだけ強いタネになって欲しいと思ってる…けど、畑のほうはそれでタネを継いでいけても、やっぱりプランターだとずっと継ぎ続けるのは難しいかな?






 



 


by wataitoya | 2017-08-05 16:39 | 栽培記録 | Comments(0)