ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya

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綿は品種ごとに畝を分け、混ざらないよう栽培していますが、F1などではないタネなので、時々変わった特徴が現れたりもします。

緑綿は赤めの茎で赤花が咲いたり、緑の茎でクリーム色の花が咲いたり。和綿のシソは茎が緑だったり赤みだったり。できるだけ区別して採種をしているので、今はほぼそのものが育ちますが、それでも所々播いたはずのものと違う木だったりすることも。
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そんな綿の木を区別するために、糸を絡めています。そのまま放置しても土に戻る、撚り止めしただけの手紡ぎ糸。経糸の残糸だと糊が残っていることもありますが、翌年の種まきの頃には糸は見当たりません。


画像は茶綿を紡いだ双糸を8月頃に茎に絡めておいたもの。指に巻いてるのが元々の糸。茶綿の双糸は色落ちしてますが、白糸を単糸にしていたので区別はつきます。

茶綿は徐々に色が濃くなると一般的に(?)言われていて、確かに実が開いてしばらくは日差しか酸化かで濃くなる。でも濃くなり続けるわけではなく、雨か日差しの影響で色が薄くなるのも事実。

以前購入した茶綿のハギレで作ったタオルも色がどんどん薄くなった(茶綿の退色)ので、当時はホントに茶綿だったのかな?染められたものだったのかな、とも思ったのですが、ホントに茶綿でしたね(汗)。








 

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by wataitoya | 2018-10-30 21:57 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)
c0228804_19290694.jpgお一人がイチから「身近なもので原始機」作り。他の参加者も今後作る予定の方々なので、一緒に説明を聞いてもらったり、私が作った原始機を体験してもらったり。

画像の手前は体験用。糸綜絖の糸が若干ずれてしまっていますが(汗)、この糸綜絖を今、奥の参加者の方が作っているところ。

原始機をイチから作るときに必要な道具や糸についても、実際に見て、体験していただいてからのほうが、初めての方には理解や準備がしやすいかと思います。


今後の予定・詳細はこちらをご覧の上、お問い合わせください。m(_ _)m
 







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by wataitoya | 2018-10-24 20:17 | 会の記録 | Comments(0)
c0228804_14151704.jpg先日こちらの記事を書いた際、手持ちの竹筬を少し整理しました。全て骨董市で入手した筬。左は立てて上から撮影した画像。

素人ではありますが、この竹の羽を作るのがどんなに大変で凄いことなのかは何となく判るので、そんなものが雑に店頭に立てかけられていたりすると、ついつい…。更に千円以下の価格がつけられていたりすると、なんだかモヤモヤ…。c0228804_16561759.jpg
そうして購入して使わないままの筬も多くあります。組み直しに使うのは、一部破損していたり、似たものを持っている筬。それ以外はできるだけそのまま残してあります(埃を払って椿油をつけるくらい)。

あまりに汚い時は水洗いもしますが、和紙が剥がれてしまうのでできればしたくない。私には判らなくても判る人には判る文字が書いてあるのかもしれないし(汗)。
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私にも判る特徴の違いのひとつは編み方。上の画像の右と左で違います。

下の画像では筬羽の巾、形状。左の画像の上の2本は、筬羽の角がなく、更に紐・糸だけで組まれている感じで、筬が曲がります。こういうのは地機用なのだとか。最近そのことを知りましたが、なぜそうなのかはワカリマセン(参考動画)。
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右画像の中央には巾が半分くらいのがありますが、この筬は7~8羽/1cm、約63gでとても軽いです。
c0228804_18092397.jpg最後の画像のこちらの筬は、逆に20~21羽/1cmで重さもそれなりの150g。

前述の筬とでは羽の厚みも違うのでしょうが、パッと見ではなかなかわからず。

それと、この筬は三度、羽を追加されているのが、竹筬の長さ・厚み・編み方・編み糸の太さが違いからわかります。やはりこの密度の筬は貴重だったのでしょうか。

画像は全てクリックで拡大します(汚れもみえてしまうかもしれませんが(汗)。






 



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by wataitoya | 2018-10-08 19:07 | その他 | Comments(0)
c0228804_12232714.jpgまず前に作ったズボン(こちら)を改造しました。最初に作ったのは2014年で、ガウチョなるものが流行する少し前のことで、なんか先を行き過ぎてたカンジ?

100%畑産にこだわって、ゴム入れせず袴方式にしましたが、やはり着脱が面倒で、今回は畑用にしたかったこともあり、ゴムを入れて両脇を綴じました。畑に還すときにはゴムをはずさないとね。

竹筬は3月に作って、地機布12に使っていた(コチラ)ものを組み直し。たこ糸を緩めに巻いていたせいか、織ってる最中から、筬羽が上下にずれるのが気になっていたので。分解し、別のたこ糸で組み直し。ひとつの空きに2本入れる丸羽で11本/1cm入れて織れます。53cm巾。

他に60cm巾15本/1cmの竹筬は以前作ったものがあるので、この中間で、丸羽13本/1cmくらいのものを作っておきたい。もし組み直しをお考えの方は、こちらの本が参考になると思います。私もまだ全部読んではいないのですが(汗)。


左上の小さい布は次に織るもののお試し。でも失敗。これから作り直します。








 


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by wataitoya | 2018-09-28 14:22 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_21053977.jpgスピパ準備。以前にリジット機で織った、小さめの双糸の布や、地機の試し織りなど(色のよくない画像でスイマセン)。

切りっ放しだったり、経糸をつけたままだったり、緯糸が解けないよう同じ手紡ぎの糸で縫い合わせていたり、いろいろです。簡単に縫っただけなので、解いて新たなものを作るのもOK。双糸の布は以前の記事にも書いた用途もお勧めです。

値段は、私の独断と偏見でつけています。よく見て触ってご検討いただければ幸いです^^







 

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by wataitoya | 2018-09-08 22:08 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_11313147.jpg2016年収穫分の布で作ったお財布が、所々擦り切れ始めてきたので、少し不便を感じていた部分も含めて作り直しました。

元々こういうものを作る予定で織った布ではないので、よく保ったのかも。一部解いて、洗って、ついでに重曹液に浸して褪せた緑を復活させてから、擦り切れた部分をずらして縫い直し。

内側はほぼ以前どおりで、外側はワンピースを縫った残りの布を使いました。




 

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by wataitoya | 2018-08-21 13:08 | 製作記録 | Comments(0)
c0228804_18563230.jpg綿つむぎの会+生葉染め体験でした。画像左が、お試し染めの時の私の糸で、今回重ね染めした糸(これはまだ湿った状態で、乾いたのが、2枚目の画像)。他の4本が、今回の参加者さんの手紡ぎ綿糸。

双糸だったり、強撚だったりといろいろな糸でしたが、水色というよりは、ぎりぎり青といっていいくらいに染まったかと。
c0228804_19530179.jpg綛を作った時のウールのひびろ糸や、たまねぎの皮で染められたひびろ糸(右)などの染まり具合も面白かったです。

まだ藍の葉が手に入るなら、もう一度今回と同じように染めたら、更に濃く、色褪せしにくくなるかもしれません。それに一度染めた糸は色が入りやすくなっていると思います。…にしてもこの絹の紬糸は少し毒々しく見える(汗)。

足踏みの紡ぎ車で綿を紡いだり、カード織りをしたり、スピパへお誘いしたり、藍の葉をちぎったり、いろいろ盛り沢山で少しバタバタしましたが、参加者皆さんのおかげで順調に進み、とても楽しい時間となりました。皆さんにとってもそうだったらいいな。

次回以降の日程はこちら。そして9/15-16はスピニングパーティーです!入場は有料ですが、見て触って聞いて、いろんな勉強もできる機会です。ぜひ1日楽しむつもりでどうぞ^^











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by wataitoya | 2018-08-17 20:28 | 会の記録 | Comments(0)
c0228804_21283627.jpg(一旦締め切ります8/1)
綿つむぎの会をいつも通り行い、その後、手紡ぎした綿の糸を撚り止め→藍の生葉で染めようと考えています。

少量の綿を紡いで、綛上げ、撚り止め、染色。糸も少し、染めも少しのお試し体験です。通常料金+1000円。参加者3名以上から催行予定で定員5名です。

生葉染めの方法も、紡ぎと同じ、人それぞれいろいろあるようですが、私はいつも塩のみで染めていたので、今回もその方法で。水をあまり混ぜないので、比較的濃く染まるのではないかと思います。

また、紡績糸に比べ、手紡ぎした糸は色が染みやすいようですが、いわゆる建て藍の染物とは違いますし、やはり徐々にではありますが、退色していきます。

それでも、澄んだ海のような美しい色に染まる様子はなかなか感動もの。ご興味のある方は「綿つむぎの会について」をご覧のうえ、お問い合わせください。





 


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by wataitoya | 2018-07-24 13:34 | イベント | Comments(0)
つむぎくらべ」に続いて考察っぽいものシリーズ第2弾です。手紡ぎの糸の太さは何で決まるか。基本的に、繊維の太さ・繊維の量・繊維のコシの三要素で決まると考えています。

c0228804_13160771.jpgまず繊維の太さは、綿の場合、見た目肉眼ではわかり難いですが、触ると何となく判るかもしれません。

一般的に和綿・アジア綿は太めと言われているようですが、画像や数値などのあるサイトが見つけられませんでした。残念。

昭和57年発行『木綿の本・読売新聞社』には、デシ綿(いわゆる和綿もこの仲間)は3~4デニール、海島綿には1.1デニールのものもある、と記載がありました。

1枚目の画像は自分で撮影してみたものですが、光の加減などもあってよくわかりません。画像左が和綿の白で、右が洋綿の緑(画像は全てクリックで拡大)。
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そして繊維の量。本数・密度です。単純にたくさんの繊維を撚りあわせれば、糸は太くなりますが、繊維の量が少なくても、繊維のコシが強ければ、低密度で、ふんわり空気をたっぷり含ませた、見た目太い糸を紡ぐことは可能です。

で、その繊維のコシですが、私は繊維自身の天然の撚りの保持力の強弱という意味でコシが強い弱いという言葉を使っています。少し違いますが硬いとか柔らかいというほうが伝わりやすいかもしれません。髪の毛みたいな。

繊維の量とコシについては、以前のこちらの記事も参考になるかと思います。
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緑綿は繊維のコシが和綿に比べ弱く、なかなか和綿のようにふんわりした糸にするのが単独では難しいです。コシも撚りも和綿より弱く、繊維自体が細いためもあり、紡いだ糸が細くなりやすい。

繊維自身が柔らかいために、それほど固いという印象を受けないかもしれませんが、詰めこまれている感じはわかると思います。

更に細かいことを言えば、繊維にヌメリのような感触があるために紡ぎ難さを感じ、それが紡ぐ太さに影響することもあります。私は緑でふんわりした軽い糸が欲しいときは、和綿を混ぜて紡いでいます。



というわけで、太目のふんわりした糸が紡ぎたいという方には、繊維の太さとコシの強さという点から和綿をお勧めしています。でも紡ぎ方も、好みの糸も人それぞれなので、自分でいろいろ試してみるといろいろ気づけて楽しいかと思います。

ちなみに繊維の長さは太さに影響するかですが、短い場合、太さへの制約にはなるかと思います。その繊維の長さより円周が長い糸は、たとえ紡げても、あまり実用的でないかな、と。手打ちうどんやミニクロワッサンみたいな糸(?)も紡げないことはないけどね(汗)


ヘンな言葉を使っていたりや抜けている点もあるかもしれません。ご指摘いただければ幸いですm(_ _)m










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by wataitoya | 2018-07-11 20:40 | <コラム・考察風> | Comments(0)
c0228804_18594682.jpg早朝、畑で作業して、帰宅後、落ち着いた11時ごろから経糸の糊付け。

午後のベランダには日が当たらないけど、湿度も下がって風も吹いて、夕方になる前にしっかり乾きました。

糊の濃度も丁度いい感じで、ムラもみられず、糸もよくさばけて、解すのもいつもより楽。この調子で進められるといいのだけど、この後の整経では、いままでとは少しちがう方法にするつもり。うまくいくか、とりあえず実験。




 

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by wataitoya | 2018-06-01 19:29 | 製作記録 | Comments(0)