ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya
c0228804_15452844.jpg前記事の2017年の布とか、ゼンマイ綿の布とか白緑の布とか、いろいろ計画中のかたわら、ビミョーに体調不良で集中できない隙間時間に、久しぶりにウチの綿ではない、頂き物の綿を紡ぎました。

約半年前の綿つむぎの会に参加くださった方のお裾分け。機械製綿のシート状の綿で、右からメキシコ・ブラジル茶綿・ペルーピマだったかと。太目と細目2種類ずつ紡いでみました。

ピマは長くて細くて艶のある繊維。するする細く紡げてしまって、細い糸紡ぎ向き。逆に太めに紡ぐのは難しい感じ。

すこし気になったのはゴミ。細く紡ぐ時に気になる。太く紡ぐときは包み込んでしまうけど、でもゴミが原因で切れる心配は少ないので、自分用なら私はあまり気にならない。けど、やっぱり少ない方が楽なのは確か。

すごく多かったわけではないけど、ウチのキレイな綿に慣れてしまって。。手前味噌ですが(汗)。枯葉などのゴミの混入を少なくしたいのなら、収穫のときが一番大事です。少量だからこそできる丁寧な作業かもしれませんが。






 

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by wataitoya | 2018-03-05 16:10 | 製作記録 | Comments(0)
(HPより編集転載)
(2018.1.11更新)

(私の栽培している綿についてのデータです。同品種でも栽培地・方法・年によって質の違いがあると思います)

島根県松江市の親戚から2007年に譲り受け、栽培を続けています。地理的にも、鳥取県境港で知られている伯州綿と思われますが、土質や栽培方法の違いのせいか、繊維の質は多少変化したように感じます。
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ひとつの綿の実は3室から4室に分かれていて、一室に一房、一房に6~9つのタネが含まれています。実の大きさ、繊維の量、質などは個体差がありますが、大きいもので一房約1.7~2.6g、内タネは約1.0~1.6g、繊維は約0.8~1.2g程度でした(2013収穫分)。繊維の長さは測るのが難しく正確ではないのですが、長いところで約15mm強~20mm。

縮れが強く、弾力のある繊維です。コシがあって繊維内の中空を保ちやすいので、ふんわり太目の糸を紡ぐのに向いているように思います。
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和綿茶は、糸紡ぎの先生である綿工房さんから10年ほど前に譲りうけたタネ。たぶん真岡産。

房の数タネの数などは白と同じようです。身の大きさは若干、白より小さい気もしますし、繊維の量も若干少ない気もしますが、個体差かもしれません。和綿の茶は繊維が短いとよく言われているのですが、実際、ウチの綿もやはり少し短いようです。といっても長いところで約15mm弱。本当に、気持ち、白より短いという感じです。

紫外線、または酸化のためか、ぶらさがった実の外側の色が濃くなっているのを畑でよく見かけます。収穫時、薄い色に見えても、徐々に色は変化しているようです。

上の画像は2016年産の和綿の白・和綿の茶。下の画像右は2017年産の和綿の茶、左は2009~2010年産の和綿の茶(2018年1月撮影)。野外出店時などによくディスプレイしていた実です。
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一方、和綿茶で紡いだ糸の巻物はそれほど変わらないのですが、タオルの方は使用と洗濯を繰り返すうちに、茶の色はだいぶ薄くなってきました(ただ、そのタオルは私の栽培した茶綿ではなく、購入したハギレを縫い合わせて作ったものなので、もしかしたら染めたものが間違って入ってしまっていたのかもしれません)。


c0228804_23272038.jpgこの和綿は、白か茶か、発芽から成長中だと私には見分けがつきません(汗)。他の品種の和綿は判り易いものもあります(木の赤みが少ないものなど・後述)。

葉はモミジの葉に似た形で、和綿は五裂。ただ、本葉2、3枚目までは切れ込みのない楕円形の葉、切れ込みのない葉が出てきます。幹、枝、葉脈は赤みがかっていて、収穫が終わった後にこの木や根で染めることも可能なようです。

赤みのない品種もあるようで、シソ綿には時々緑の木ができます。2017年にいただいた大島綿のタネからも緑の木が育ちました。


c0228804_23550274.jpg花はクリーム色で中央がえんじ色、花びらの先にほんのり赤みがさしているものもあります。花びらは5枚。ガクに見えるものは3枚、実は3室又は4室。どういう仕組みで室数が変わるのか、不思議です。

一日花なので、夕方にはピンク色に染まってしぼんでいきます。
c0228804_23330114.jpg花後の実は丸みのある三角錐、または四角錐。外皮は少しざらついているように見えます。実が下向き加減になるのが和綿の特徴、雨の多い地域でタネが出来るだけ濡れないよう守る為なのだといわれています。

タネを包む繊維が中空で空気を含み乾きやすいのも、繊維の油分が多いのも、その為と考えられています。油分たっぷりな繊維で、下向き加減な性質を持った種が生き残ってきたのでしょう。日本の湿度の高い気候に耐える性質は、そこに暮らす際の衣服に使用する繊維として最適なのかもしれません。

実が開いて房がぶらさがるようになったら、汚れないうちに房を収穫します。ほうっておくと、白より茶のほうが、地面に落ちやすいようです。

c0228804_23010391.jpg左から
和綿白(細め)
和綿白
和綿白と和綿茶
和綿茶




 

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by wataitoya | 2017-10-01 00:00 | <和綿 白・茶・シソ> | Comments(0)
持参できるかどうか、必ず当日前にご連絡下さい

○ 棉・綿・タネ・篠綿・キット・糸他 

  参考 creemaのわたいとやギャラリー(creema価格より少しおまけします)
     BASE わたいとや

○ 練習用のシート綿・機械製綿(カード済の綿です)
   インド産オーガニックコットン 50g(\ 500) 100g(\ 900)
      和綿に似た短繊維。ゴミは多めですがお試し練習用に。
   岡山産和綿(わたやさんの綿) 50g(\1,000) 100g(\1,900)
      ゴミ少なめ、柔らかめのキレイな和綿です。


c0228804_20312617.jpg○ 綿工房さんの星型スピンドル (\3,000)
   とてもよく回転します!




c0228804_20343861.jpg○ ルエ社製ハンドカーダーコットン用
 (大 \ 12,393・ミニ \ 8,505)
 しなやかで柔らかめの針。最初はかみ合せにくく感じても使ううちに、柔軟になり、きれいな篠綿を作りやすくなっていきます。

 大は在庫無し



c0228804_20365924.jpg○ 竹筬・中古
(¥500~1,000円)
私が使用・多少の補修・手入れ済。自分で組み替える材料にも。ご希望の寸法のものがあればお知らせ下さい。












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by wataitoya | 2017-08-05 20:42 | <綿つむぎの会について> | Comments(0)