ー 綿を育てて 紡いでいます ー 不耕起・草生、無農薬・無施肥で栽培、紡いだ糸で編んだり織ったり、織り布で服を作ったり…の記録です


by wataitoya
c0228804_22165912.jpg成長サイクルがずれたほうが、天候の影響で全滅という可能性も低くできる…という考え方もあるのですが、実際は播種時期をずらしても大体成長・開花時期は揃ってくるし、先のものが後になることもあったりして、よくワカリマセン。

昨年も早く播いていますが、発芽しても虫に狙われやすかったり、発芽に時間がかかって、追加で播く際にほじくり返されて(汗)、土の中で折れてしまったり。

結局今のところ、早めに播くことにそれほどのメリットは感じないのですが、一度に全部播くのが大変なので(面倒なだけ)、何回かに分けて播種しています。で、今日は雨の翌日、朝は曇っていましたが、日が当たり始めると土もふんわり温かくなって、ちょうどいい感じ(しかもパート仕事も休み!)。タネの数に余裕のある品種だけ播いてきました。c0228804_22164662.jpg画像は雑草と天道虫とライ麦。ライ麦は毎年畑の周囲に栽培。今年は雨が少なく少々貧弱。

10年前この畑を借りた頃はオオイヌノフグリはもちろん無かったし、雑草全般少なかった。そういう土地でも、年々いろんな種類の雑草が増えてきて、5年目頃には綿もそれなりに安定してきたと感じたので、その頃からタネの販売を始めました。

今日ふと気づくと、10年前この畑を借りた頃に多かったスズメノテッポウがまた少し多くなってきたような…なんでかな。


ベランダにもついでに和綿を播種。昨年の木も残したままですが、新芽の気配なし。1月の大雪のとき、ベランダにも結構積もってたから、さすがに枯れちゃったかな?


追記・土を起こして肥料を足し、ビニールマルチを使うなら、播種を早くすることで成長サイクルも早くなるかもしれません。私自身はそのような方法で栽培したことが無いので、確かではありませんが、他の栽培者の記録などを拝見すると、その可能性は高いと思います。







 


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by wataitoya | 2018-04-19 23:13 | 栽培記録 | Comments(0)
(HPより編集転載 2017.1.13)

栽培方法は人それぞれ、土地の環境、土の構造によって様々だと思います。私にも正解はわかりません。基本的には他の作物と同様にお考えいただき、様子を観察しながら、少しずつでも年々栽培を続けられるとよいと思います。


私は綿栽培の開始時(2008年)からずっと、いわゆる自然栽培、不耕起草生、無農薬無施肥で育てています。もともと雑草畑だったり畦道だったりした土地で試行錯誤しながらの栽培でした。耕起したり肥料をやったり黒マルチをしている畑とは成長過程や速度が違うと思います。参考になるところ、ならないところ、ご自信で判断してこの情報を利用してください。

栽培は埼玉県南部と茨城県西部。採種地は主に埼玉県南部の畑です。

<タネ>

c0228804_09562994.jpgタネは油分を含んだ産毛に包まれていて、水に浸してもなかなか沈みません。綿の栽培方法として、よく、播種前に一晩水に漬けるとありますが、しっかり浸水させるには、重石をする、ビニールに入れる等、何かしら工夫が必要になります。

ヒトの手で水に浸すのは、水分を吸わせてタネの発芽を促す為、発芽時期を揃える為といわれています。播種直前に灰をまぶすのは、タネ同士を離れやすくする為と、アルカリで水分を浸透しやすくする為だそうです。



現在私は浸水させず、そのまま播種しています。栽培を始めて数年は浸していましたが、播く面積から播種量を計算して浸しておいても、実際畑で播くと余ったり少なかったりするし、追加播種する分は、浸していなくても十分発芽していたので、余計な手間をかけるのは止めました。

<タネまき>

c0228804_10112465.jpg種の大きさの3倍程度の深さに播き、土をかけ少し強めに押えています。密着していたほうが水分を保ちやすいのと、強い根を期待してのことです。少し溝になるようにしておくと水分を保ちやすいかと思います。

発芽適温は20~25度といわれることが多いですが、洋綿向けの情報なのか和綿向けの情報なのか不明です。私は最低気温が12度を超えて、もう降霜の心配がなくなる頃に播いています(畑に行ける日程の都合も考えて)。霜が降りると枯れてしまうからです。蜜柑の花が咲く頃、という情報もあります。適温になっていないうちは、発芽まで日数がかかるようです。



<虫1>
c0228804_10322320.jpg発芽直後に双葉をかじられたり、穴を開けられたり、根を食われたりして枯れてしまうことがあります。

左画像程度なら光合成ができるので復活することもありますが、右の画像のようになってしまうと、諦めて追加播種します。


<間引き>

c0228804_10420142.jpg 交雑させたくない和綿同士、洋綿同士は畝を挟むなどして離して播きます。播種時の株間は10~30cm。私は筋播きしています。その土地の性質や、風の当たり具合によっ ても、又は高く育てるか、低く横に育てるかなど自分の希望も考慮して決めればいいと思います。後はタネの量と、畑の広さと相談です。

風の強い畑なので、全体的に背は低めに育ててます。洋綿は大きく横に枝を伸ばす傾向があるので、株間は広め。和綿は密植気味です。間引きが苦手な為もありますが、お互い支えあってもくれるだろうし、葉に日照があるような間隔さえあればよいかと思います。

本葉2、3枚まで育てば虫のせいで枯れる心配は少なくなるので、本格的な間引きはこの頃始めています。


<移植>

c0228804_11034407.jpgとても元気がよくていい苗がずらっと並んでいると場所、虫に食われてしまった場所、貧弱な苗ばかりの場所があって、育ちのよい苗を移植したくなります。

綿の根は直根性で地下に真っ直ぐ伸びるので、その形を崩さないように、周りの土を一緒に、土が湿って形を保てるような状態のときに移植しています。あまり根が育ちすぎてしまうと移植ゴテではもう移植は難しいと思います。

地上部が小さいからといって根が小さいわけではなく、根が育って、それから地上部が大きくなっているとか。植物は、地下の姿が地上の姿と連動しているのだそうです。この時期の綿はあまり成長が見られませんが、根を伸ばしているのかもしれません。

移植をすると土を動かすことになり、土の中の様々な沢山の生き物の環境を壊すので、できるだけ移植はしたくないんですけどね。



<摘芯>

c0228804_11160937.jpg摘芯すると収穫量が増えるといわれているようですが、実際比べることができていないので、本当かどうか、わかりません。

摘芯しないで高く育ったとしても、実は同じ数だけつけたかもしれません。たくさんついた蕾が落ちることがあるのは、生理落果だとすれば、植物が自分自身で賄える量の調整をしているのであり、高く育とうが横に育とうが実の数はそれほど変わらない気もします。

でも、横に枝を伸ばすのより、高く伸びて更に枝をつけるのだとしたら、既にある枝先に実をつけるだけの方が、植物にとっては楽なのかもしれませんし。。

なにより、原産地といわれている地域と違い、日本の多くの栽培地では霜が降りるまでに綿の実がある程度熟す段階までいく必要があり。いわゆる栄養成長、木の成長の方にいつまでも力を注ぐよりは、ある程度木が大きくなったら、さっさと生殖成長へ移行してくれたほうがよさそうな気がします。

とくに私の畑は全体的に生育速度が遅く、背も高くならないので、この時期の摘心はほとんどしません。大きくなり過ぎそうな時と、それなりに育った株に蕾がたくさん現れ始めたら、もう上には大きくならなくていいよ、という意味で頂芽を摘心するくくらいです。


長くなりましたので、開花以降は別記事にしましたm(_ _)m









 
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by wataitoya | 2017-10-01 00:00 | <私の栽培方法> | Comments(0)
c0228804_17443414.jpg雨続きでなかなか行けなかった畑。低い雑草が生い茂っています。10年前は雑草もまともに生えなかった土地なので、少々感慨深い。

今年は梅雨に雨が降らず、夏に晴れずで、肝心の綿は不作になりそうな気配。ウチの綿の木の成長と天候のタイミングが合わなったのかな。まあ昨年が良すぎたので、今年が標準と思えばよいのでしょう。

気になるのは、畑の北と南で見られる成長の差(画像は手前が南)。いくつかの品種は別の特徴のあるタネを南北で播き分けたので、その差が現れたとも考えられましたが、播き分けをしていない品種もやはり成長差がみられるのがナゾ。ほんのわずかながら北から南へ傾斜があり、南側は通路になっていて、硬い土壌のため、水分が溜まりやすかったのかなどと考えられますが…?








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by wataitoya | 2017-08-18 18:33 | 栽培記録 | Comments(1)